方程式¶
R2D2で解く方程式は以下である。現状では、デカルト座標 と球座標 を提供している。球座標を使う場合は、Yin-Yang格子を用いることもできる。数値計算コードの中では、 を重力方向(鉛直方向、動径方向)に取っているが、論文を書く際は各自適切に判断されたい。
磁気流体力学¶
R2D2で解いている磁気流体力学の方程式は以下である。
ここで は密度、 は流体速度、 は磁場、 はエントロピー、 は圧力、 は温度、 は重力加速度、 は輻射による加熱率である。
R2D2では熱力学量を以下のように時間的に一定で 方向の依存性のみを持つ0次の量とそこから擾乱の1次の量に分けている。
太陽内部では、 などが成り立っているが、太陽表面では熱対流による擾乱と背景場は同程度となるので、R2D2の中では などは仮定しない。0次の量はModel Sを参考にして計算をしている。Hotta & Iijima2020 や Hotta, Kusano and Shimada, 2022 を参照されたい。
輻射輸送¶
課題
輻射輸送の方程式
最終更新日:2024年04月05日